手取り10万のシングルマザーのブログ 風の通り道

貧乏シングルマザーの生活を綴りたいと思います。モラハラ夫から解放されたのにいざ1人になると何をして良いか、何が楽しかったのか、自分でも思い出せないまま右往左往しながら、それでも前を向いていたい!そんな想いを書いて行けたらと思います。

私の弱さ

前回少し触れましたが、私の弱さが元旦那のモラハラを助長させた件でもう少し書きたいと思います。

 

私は元々アダルトチルドレンと言われる状態の家庭で育っていて、親との関係が健全ではなかったみたいです。

これは特別何処かのクリニック等で診断を受けた訳ではなく、本で読んだだけですが本来アルコール中毒の親のもとで育った人の事を言うそうです。

 

家の場合はアル中ではありませんでしたが、父親がほぼ家にいない情態で、たまに居るときなんかは夫婦仲は子供の目からでも、寒々しいものでした。

そんな父の悪口を毎日のように母に聞かされ、すべての悩み事もまだ小学生の私に話す母。子供心に私がどうにかしなければ、と思いながら過ごしていました。

 

精神的に母も弱い所があり、話し相手が私しかいなかったのでしょう。そして頼る相手も私しかいなかったのでしょう。下の兄弟の面倒をみたり家事の手伝い、借金取り立ての電話の窓口にもさせられました。

 

父に内緒で借金があり、その催促の電話や家に訪問する業者もいたのでそのやり取りも私がしました。

「お母さんは今いません。何時に帰って来るかわかりません。

そんな事をひたすら呪文のように喋っていた記憶があります。

 

父の仕事が不安定で収入がない月や、多分母のやりくりの問題もあったのでしょう、たまに電気が停められたりしたこともありました。

だからアダルトチルドレンなんだ、とゆうことではないのですが、小さい頃から大人の役目をさせられ、私のなかの子供としての気持ちがひんまがっちゃったのでしょうね。

 

例えばその場で自分ではそんな事思ってないのに、こんな言動をすれば喜ばれるかな、とかここは私が我慢すればまるく収まるなかな、とか。

他人の顔色や場の雰囲気ばかり優先にしていました。

自分の気持ちや、どうしたいのかは後回し。そこが私の欠点であり、結婚生活において露見した所だと最近になって思います。

長くなりましたが、私の元旦那も仕事が続かず転職ばかりで収入が本当に不安定。と言うより一年間で約半分位収入が無いような事もありました。その事で喧嘩ばかりなんですが旦那の言い訳に突っ込む事も出来ず、ただイライラしたり逆に自分が頑張って働けば良いと問題をすり替えたり。

 

子供が出来るまではそれで良かったのですが私が働けなくなるとやはり旦那に頑張ってもらわなければならず、本人もそのつもりでなんとか長く働けるよう努力もみえました。

 

しかし、人間そうそう変われる筈もなくすぐに仕事が続かなくなりそこから旦那の暴言がエスカレートするのでした。

 

私自身、子供が出来たことによりあまり子供の前では喧嘩はみせたくなかったし初めての子育てで旦那のくどい説教を聞いている余裕もなく、本音を言うことから逃げていました。だってこちらが1を言うと10倍になってかえってくるのだから、なるべく口論にならないように我慢していました。

そして私が思うことや感じることに自信がないものだから、いつも旦那の思うような結論に持っていかれる。

さらにほとんど全ての事は私が悪いのだ、お前がああ言わなければ、お前がもっとこうしてくれたら、ずっとそんなような事を言われて私はどんどん自分に自信がなくなっていって、あまり物を考えないようになったのかも…。

旦那だけのせいではないけどね。

 

だからいつももやもやしてました。それが私の弱いところです。もっと自信をもって悪い事は悪い、嫌だと思う事はハッキリとつたえなければならなかったのだと思います。

もっと早くにそれをしていたら、結果はちがったのかなとは思います。

 

なので今の生活ではゆっくりと自分を振り返り、もっと自分を大切にしよう、と心がけております。心のリハビリではないですが、すーっと心の暗い所に風が通り抜けるように頑張って生きていきたいです。

 

昔から風って好きです。気持ちいいよね!